文化

訃報2 美術史家の若桑みどりさん

ジェンダーの視点からの美術史研究で知られる、千葉大名誉教授の若桑みどり(わかくわ・みどり)さんが、3日午前3時ごろ、虚血性心不全のため、東京都世田谷区の自宅で死去した。71歳だった。東京生まれ。東京芸大卒業後、イタリア留学を経て東京芸大教…

訃報1 女性として最年少の人間国宝 江里佐代子さん、

お昼のニューを見ていたら飛び込んで来たので驚く。ーーーー江里佐代子さん死去 京の截金作家・人間国宝 京都の工芸家で截金(きりかね)の重要無形文化財保持者(人間国宝)の江里佐代子(えり・さよこ)さんが日本時間の3日午後10時、脳出血のため、仏…

お芝居

北九州芸術劇場produce「地獄八景・・浮世百景」をMBS 毎日放送のご招待で見てきました。 http://theaterbrava.com/■公演について 「地獄八景亡者の戯」の他「たちきれ線香」「胴乱の幸助」「算段の平兵衛」「崇徳院」ほかこれらの噺を現代に蘇らせた関西落…

国立文楽劇場 in 大阪

大学の寮の後輩で着物ブログでもおなじみの元寮生Aさんのご招待で、大阪日本橋にある国立文楽劇場の初春公演に行って来ました。 席は前列3列目、義太夫三味線のすぐ側の席でした。 文楽劇場公式HP http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.htmlAさんの教え…

もう小正月

関西では今日までが松の内。 玄関や床の間に生けた松を取って,少しアレンジしてみました。 持ちがよくて菊もアイリスもまだいけます。 昨夕真由美さんのお宅で学んだアジア(多分タイ製)の醤油差しを花瓶につかってみました。ホームページの表紙にもアップ…

書展ーーーそれぞれの象

お煎茶の杉本会のお仲間でもある書家の板倉通子さんの書展に伺った。 会期中に伺えず搬出直前に特別に滑り込ませていただき私一人の鑑賞をさせていただけた。墨と筆でこれだけ自由自在に筆を運べるのは基本の書が先ずしっかり素晴らしいこと。 そして墨の芸…

美術展

(財)中信美術奨励基金設立20周年記念展(12/5〜12/10) 個人的にも旧知の作家さんやおつきあいのある作家さんの作品が一堂に展示されていると伺ったので 楽しみにして出かけて、歴代の受賞作品を拝見することできました。 財団の金融機関が所蔵している名…

木下青陽の作品がここに!

木下のウチの先代がおつきあいをしていたお宅の息子さんから手紙? 夫が何だろうかと不安に思いながら開封したところ、 「お父様の画がでていました。ご存知かもしれませんが,お知らせします」と。 存じませんでしたので(笑)、わざわざお知らせくださった…

秋吉敏子さん、ご受賞おめでとうございます!

*秋吉さんに米NEA賞*ジャズピアニストの秋吉敏子さん(76)が7日、米・国立芸術基金(NEA)ジャズマスターズ賞を受賞したことを明らかにした。日本人では初めて。生き生きとした音色と国際的影響力によって、現代の聴衆のためにビッグバンドの伝…

Toshiko Akiyoshi piano [Hope]

満州から家族と引き上げて来たピアノの上手な女の子が九州の別府からスタートさせた音楽生活は、 その後東京、ボストンを経て、ニューヨークで屈指のジャズピアニストとなって今年で60年@Toshiko Akiyoshi!! 昨晩聴いて来ました。5年前の入洛コンサートは…

ついでに『センス オブ ウーマン』という展覧会も見る。

京都府所蔵品のなかから、女性作家による美術・工芸作品をえらんで展示します。女性作家の作品を集めることで、そのセンス=感性をいわゆる「女性らしさ」に限定しようとする意図は、本展にはありません。むしろ、そんな単純な言葉では一元化できない多様な…

マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special.html 女性客でいっぱいでした。 私は招待券をいただいたのでいきましたが、自前で行くでしょうか? ウイーンに行った時には忙しくてゆっくりは展示品を見ていませんので、それはそれでよかったです。 パプスブルグ家…

アートな半日

バスの車窓から空を見るともう今朝は秋の空(午前8時半) 平安神宮前の空です。沖縄の名工、紅型宗家15代城間栄順氏の琉球紅型と日本の宝布とのコラボレーションの世界『宝布に華咲くかち』(NHK出版より記念作品集 発行)展を秀子を誘って拝見して来ました…

美術館カフェ

先きのアムスの画像を見た邦子はまた行きたくなったわ〜!と言ってくれていた。 あの画像はアルバムからカシオの小さなデジカメで接写しただけのものなのだが。。。 プリントには耐えられない画質でも、ウェブ上であればにそれぐらいで充分見られる。 調子に…

夜のカフェテラス

この夏もわが庭の猫の額ガーデン@『夜のカフェテラス』で夕食をとっている。室内だとあっという間に食べ終える深窓氏もここだと,実にゆっくりとくつろいで食事をしている。 350cc の缶ビールをふたりでシェアして、冷たく冷えた白ワインを1〜2杯 。 7時前…

オペラ「ミニヨン」IN びわ湖ホール

「君知るや南の国』って歌はご存知ですね?あの歌唱はオペラ「ミニヨン」のアリア。 主人公の薄幸の少女の名前です。折口信夫の言う「貴種流離譚」。 日本での公演は何と50年ぶりだそうです。http://www.biwako-hall.or.jp/index.html日本語訳詞、字幕を新進…

キャッチフレーズの記号学的解読

一昨日、深窓氏が勤務する医大で退職記念講演会があった。ジャーナリストで、ブログでもおなじみのR指定(錬さん改め)さん、きく子、英子、かなさん、ふたりの娘とジョージ君も来場@ありがとう!夫の講演を聴くのは13年前にアムステルダムの国際学会で聴い…

お水取りが終わると・・・

昨夕は大松明が二月堂をゆく修二会。新聞ニュースの定番@お水取りが終われば,春...なのに、今朝は小雪がちらついて、庭に咲き始めた白梅が寒そうに見えます。 仕事関係の友人間で頻繁におつきあいをしていた[ゴールドリーフの会]っていうのがあって、そ…

久しぶりの演劇

しばらく演劇とはご無沙汰だったのですが、昨夕は兵庫県立芸術文化センター(阪急西宮北口)に平幹さんと三津五郎さんの「獅子を飼う」(利休と秀吉の葛藤を山崎正和の脚本)を見に行っておりました、 平幹さんはうまいし口跡も素晴らしく2階席でも十分に楽…

ソースイートベリー音楽会&晩さん会

これでもう4回目になるだろうか?5年前に夫が文藝春秋社から上梓した一般書の出版記念会をかねて晩秋に私たち夫婦が日頃からお付き合いさせて頂いている友人&カップルをお招きして、馴染みのレストランでコンサート&晩さんの夕べを企画してみたのがはじま…

文化の日に文化的なことをしました。

ショパン国際コンクール入賞、チャイコフスキー3位のタイトルをもつ小山実稚重さんの京都コンサートホールで3曲も立て続けにコンチェルトを聴く。そこそこのひとの演奏会とちがって、諏訪内さん、五嶋みどりsさんのときもそうだったけど、今回の小山さんも…

コラボレーションは流行だが???

京都文化祭典2005の一環で知恩院で催された茂山狂言とバンドネオンのコラボに夕方から出かけて行った。http://k-af.com/hana_04.html小松亮太という若手のバンドネオン奏者に興味があったので、タンゴ好きの夫を誘ったのだが、結果は×。千三郎の狂言とバンド…