Toshiko Akiyoshi piano [Hope]

満州から家族と引き上げて来たピアノの上手な女の子が九州の別府からスタートさせた音楽生活は、
その後東京、ボストンを経て、ニューヨークで屈指のジャズピアニストとなって今年で60年@Toshiko Akiyoshi!!
昨晩聴いて来ました。

5年前の入洛コンサートは京都コンサートホールでした。
そのときはなぜか、ニューヨークでサックスをやっている大阪出身?の若手の女性とのジョイントでした。
レベルに差がありすぎでした!観客は秋吉さんがお目当てだったのですが。。。。
今回はその点、まじかに時にはニコリとされる魅力的な表情とピアノの音とともに聴こえるノリノリの掛け声まで聴けて大満足!!

生き方も含めて素敵な方でもう魅了いっぱい。
記念にサインとお隣に座って写真まで撮ってもらえて、近所の姪ごさんのご縁に大感謝。

終わり頃には山下洋輔さんの姿も会場にありました!
RAGのマダムのひかるさんとは昨夏の山下さんのコンサート以来でした!

12月4日には60周年記念コンサートが東京サントリーホール!

夫のタバキンさん、お嬢さんの満ちるさんもご一緒です。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/list0612.html#P04M1

私は最新アルバム『Hope』を会場でいただきました。
広島,平和、ホープ!!

トップは「日本人のアイデンティティーを内包したジャズ」@『ロング イエロー ロード』,ラストは『Hope』を選ばれました。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00000GAYU
迫力あるジャズの天才の演奏に大満足の夜でした@サンクス、ロット!

ちょっとお風邪気味でしたので,近くのお蕎麦屋たくみ屋さんで買ってたまたま持っていた糀の甘酒を差し入れさせてもらいました@お大事に!いまちょっと秋雨で寒いですね。

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資料1
『国際ジャズ名誉の殿堂』入リを果たした、日本が世界に誇る天才ジャズ・ピアニスト。そして先鋭的アーティスト「マンデイ満ちる」の母としてあまりにも有名。50年代よりアメリカで活躍していた彼女であるが、56年、57年とニューポート・ジャズ・フェスにも出演、一躍注目の存在となった。
そして秋吉敏子と言えば、やはり屈指のアルト・サックス・プレイヤー、ルー・タバキン(現在の夫)との邂逅により73年結成したトシコ・ルー・タバキン・ビッグ・バンドであろう。この素晴らしいバンドは、数々の名演/名盤を世に残し、不動の人気と地位を獲得していった。とくに74年発表の『孤軍』、76年の『インサイツ』などは、モダン・ジャズの金字塔として世界中で愛聴されている。現在もアメリカを拠点に活動中。

資料2
この曲もよかったです。青森の「冬」でした。

フォー・シーズンズ<プライム・ジャズ1500シリーズ第2弾>

秋吉敏子音楽生活50周年を記念して作られたビッグ・バンド・アルバム>

組曲フォー・シーズンズ」は青森県森田村からの依頼によって作られた大曲。この組曲の中で全編にわたってフィーチュアされているルー・タバキンは随所で素晴らしいソロを展開、この組曲の持つ豊かな曲想にひときわ彩りを添えている。日本の四季の美しさを見事に「ジャズ語」に昇華させて綴られたこの作品は、秋吉敏子がその半生をかけて取り組んできた「日本人のアイデンティティーを内包したジャズ」の在り方を、極めて自然に且つダイナミックに示すことに成功している。その意味で本作は秋吉敏子ジャズ・オーケストラの円熟のひとつの頂点を示すものといって過言でない。

資料3
1929年、中国東北部(旧満州)の遼陽生まれ。1946年、家族とともに大分県別府市に移り、ジャズ・ピアニストとして活動を始める。1948年に上京し、1956年にアメリカのバークリー音楽院に留学。以後、アメリカを拠点として活躍し、世界を代表するジャズ・ピアニストとしてその名が知られている。