オペラ「ミニヨン」IN びわ湖ホール

ake1492006-07-24

「君知るや南の国』って歌はご存知ですね?あの歌唱はオペラ「ミニヨン」のアリア。
主人公の薄幸の少女の名前です。折口信夫の言う「貴種流離譚」。
日本での公演は何と50年ぶりだそうです。

http://www.biwako-hall.or.jp/index.html

日本語訳詞、字幕を新進の音楽博士が新たにこの公演ためにしています。
「君知るや南の国」は堀内敬三氏の訳が用いられました。

この公演のオーディションで役を獲得した全国からの新進たちが見事に歌い上げました。
舞台装置衣装も素晴らしく、2回だけの公演がもったいないほどでした。
子役とバレーは滋賀県民のコラボ!というのも、いいですね。

それに奇遇にも、可哀相なミニヨン役は、私の親友で同志社女子大の音楽部で声楽を教えている英子の教え子であることが
プロフィールでわかり、びっくり。 会場を見渡したら英子一行が陣取ってました! とても教え子さん、よかったわよ!大成功!

中央は英子、右は英子の教え子で声楽の飯塚賞受賞をした依子さん、大ホールでのアリアをお待ちしています!

びわ湖大ホールは声がよく通り、こけら落とし公演でボローニアのひとたちからも褒められたということでした。
ここの初代館長が元文部大臣で労働省時代に男女機会均等法を作られた赤松良子さんでした。
赤松さんを囲む会『くれない塾』塾生もほぼ全員出席してオペラ観賞と夕食を楽しみました。

絵本作家の永田萌さんとわたしだけが戦後生まれで、皆さん60、70代。
社会の第一線で活躍して来られて、第一線を退かれてもウイット&ビターなご発言、
元気なお姿を年に1回でも目の当たりにすると、60代も70代も好いものだと思えて来ます。

わたしたちもみなさまのあとを着いて行きますので、よろしくおねがいします。

それに、赤松さんをはじめとしてほとんどの諸姉がネットにも繋がっておられるのですよ!前進あるのみ!