ある著書に

新刊本を次々と紹介するメディアに関わっていた頃、相手はどうかはともかくとして、自分では畏友と思わせていただいている方おふたりに出会うことができました。 おかげで次々上梓されるお二人の著書に刺激を受け、私自身の執筆にも拍車がかかり、色んなメデ…

装幀家

関係のある方が登場される番組を番組欄で見つけた。 昨夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見た。 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070522/index.html今から10数年前にこの方が拙著『女の言葉が男を変える』の装幀を担当してくださったの…

『魔女の論理』の駒尺喜美さん 死去

私がアメリカから帰国後1970年末に読んで目のウロコが落ちた本の著者である。 何度読み返したことであろう! わが「脱主婦」の理論武装の原点。 その後の出た日本における女性学やフェミニズムも本もこの本の範疇にあるのではなかろうか。駒尺さん自身のオリ…

今期の芥川賞作品『ひとり日和』

昨日はいいお天気だったのでハナミズキを仰ぎ見ながら庭の椅子に腰掛けて今期の芥川賞作品「ひとり日和」を完読。 テーマとしては20歳の女の子の自立を描いたものなんでしょうが、そのディテールには関心しました。これだけリアリティのある\暮らしを描く表…

時実新子さんが亡くなられた

asahi.com より引用 女性の内面を激しく鮮やかに詠んだ作品で知られる川柳作家でエッセイストの時実新子(ときざね・しんこ、本名大野恵美子=おおの・えみこ)さんが、10日午前5時15分、肺がんのため神戸市の病院で死去した。78歳だった。葬儀は親族…

『魂萌え!』に寄せて

月イチの京都新聞連載のコラムの電子版が更新されています。今回は『魂萌え!』の本と映画にヒントを得て書いてます。 珍しく息子が登場しております。 http://www.kyoto-np.co.jp/fukushi/column/dan/index.html

大阪府ドーンセンター研究資料

先日記念講座が開催された深窓氏の研究資料の見学に出かけて来ました。 所蔵されていたのは奥の書庫コーナーでした。 わが大学の大先輩で、女性労働、経済学の竹中恵○子先生(現ドーンセンターの館長)の寄贈書、 ウイメンズブックストアオープンのアイデア…

深窓氏の専門書のコレクションが大阪ドーンセンターに!

http://www.dawncenter.or.jp/topics/topics_view.jsp?id=1674関西エリアのお住まいの方にご利用いただければ幸いです。

『女の本屋の物語』出版記念会  IN 大阪@ドーンセンター

こちらでも書いてます。 http://blog.goo.ne.jp/ake149/e/77eeeaafbc5e9653b4895ba25ea029c2 以下上記より引用 「この本の第一の特徴は、一気に読めるほどのリズムがあるということでしょうか。 そして、80年代、まだ女性センターもなく、女性学講座も開かれ…

『女の本屋の物語』(中西豊子 ウイメンズブックストアゆう)

むかし取った杵柄と言えば、その本が出ました! ウイメンズブックスストアの創設者、中西豊子さんの本! 昔から彼女へのオファーもあったのですが、 彼女らしい生き方の美意識で、それをことわって。。。 今だから、書いたという本なのです。「いよいよ本が7…

『いのちを纏う』志村 ふくみ (著), 鶴見 和子 (著) 単行本 (2006/04) 藤原書店

画像はいま読んでます、これから見ます!という本とDVD です。 『いのちを纏う』は、着物本ですが、並の着物ほんとは違う、 ある意味巨人的なお二人の対談はよみごたえがあります。 ただし、ベースとして鶴見さんの『着物自在』、志村さんの色んな本を読んで…

茨木のり子さん

詩人の茨木のり子さんが亡くなられた。 女性でこの方の詩を知らないひとはないのではなかろうか?教科書にも採用されている。小さな出版社社である童話屋さんが特別に許可を得て各詩集から集めさせてもらったアンソロジー『おんなのことば』で代表的な詩が読…

LOHASに関する本が出ました!

件の新刊『日本をロハスに変える30の方法』(講談社)が数日前に届いた。24日に出かけた梅田の大書店にドンと摘み上がっていた。 - :以下、大和田さんのメルマガから引用 2006年01月25日 アマゾンランキング ビジネス部門で5位に。総合で34位1/20発売になっ…

『番茶菓子』『世界一ぜいたくな子育て』『<子供>の誕生』

今週、読んだ本は「番茶菓子」(幸田文 講談社文芸文庫)。着物に関する記述に大収穫あり。娘さんの青木玉さんが、母の着物の思い出を語った『幸田文の箪笥の引き出し』もよかった。先日読んだ『世界一ぜいたくな子育て』(長坂道子 光文社新書)も興味深い…