『魔女の論理』の駒尺喜美さん 死去

ake1492007-05-24


私がアメリカから帰国後1970年末に読んで目のウロコが落ちた本の著者である。
何度読み返したことであろう!
わが「脱主婦」の理論武装の原点。
その後の出た日本における女性学やフェミニズムも本もこの本の範疇にあるのではなかろうか。駒尺さん自身のオリジナリティーを私は尊敬してやまなかった。

その後、私も奮起してブッックアドバイザーとして知られるところとなり、氏が源氏物語に関してフェミニズムの視点で論じられた『紫式部のメッセージ』(朝日選書)が出たとき、あちこちにブックガイドを寄稿していたこともあって、国立京都会館でコーディネーターをさせていただき旧交を温めた。

『魔女の論理』に出合っていなければ今の私はなかったのです@感謝を込めて合掌!


  http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052200094&genre=P1&area=O10