『魔女の論理』の駒尺喜美さん 死去

ake1492007-05-24


私がアメリカから帰国後1970年末に読んで目のウロコが落ちた本の著者である。
何度読み返したことであろう!
わが「脱主婦」の理論武装の原点。
その後の出た日本における女性学やフェミニズムも本もこの本の範疇にあるのではなかろうか。駒尺さん自身のオリジナリティーを私は尊敬してやまなかった。

その後、私も奮起してブッックアドバイザーとして知られるところとなり、氏が源氏物語に関してフェミニズムの視点で論じられた『紫式部のメッセージ』(朝日選書)が出たとき、あちこちにブックガイドを寄稿していたこともあって、国立京都会館でコーディネーターをさせていただき旧交を温めた。

『魔女の論理』に出合っていなければ今の私はなかったのです@感謝を込めて合掌!


  http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052200094&genre=P1&area=O10

装幀家

関係のある方が登場される番組を番組欄で見つけた。
昨夜の『プロフェッショナル  仕事の流儀』を見た。
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070522/index.html

今から10数年前にこの方が拙著『女の言葉が男を変える』の装幀を担当してくださったのだ。
講談社のベテラン編集者のT氏が新進の鈴木氏に依頼されたのだ。
装幀の色@口紅(言葉は口から発せられるので唇をアップしたデザインスカーレット色)
気に入る色が出るまで何度もやり直しての装幀、プロのこだわりを知った。
内容をよく掴んだ斬新で明解な装幀でした。派手で困るほど。

其の鈴木氏のこの番組での言葉にいっぱい教えられフリーランスで仕事している私の経験とやり方に重ねて見ていたことだった。

氏の言葉で思わずうなった言葉は、プロとはの質問に、
「次の仕事が来ること!」と。
何と言い得て妙。



再放送日
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070528/001/21-0105.html

食事編 2

ブダペスト  人口200万人  通貨 フォーリントン(1フォーリントン=0.6円)

(ランチ)
  
大満足のパンの器スープに大はしゃぎの私とK.K子さん

メインディッシュはハンガリーの家庭料理@ロールキャベツにしてみました。


クラシックないいレストランでした。

今ガイドブックで確認したところ、創業1858年という老舗でシシィが愛したお菓子部門も有名らしい。何よりもインテリアが舞踏会でも出来そうなほど重厚そのもの。お店の名は『ジェルボー』でした。


ところで、
グループのご夫妻でプラハで「椿姫」をご一緒させていただいたKさまご夫妻からメールと画像を頂戴しました。

Kご夫妻さま〜!
お誘いいただいた椿姫の夜に酔いしれました。またいつの日かオペラもご一緒できますように!(訂正*当夜の歌手はテオドッシュウではなかったようです)


Kさまからのメールの一部をご紹介させていただきます。


ーーーーお疲れさまでした。私どももやっと時差ボケから解放されつつあります。
思いもがけず素敵なご夫妻に出会えて今までにない最高に楽しい幸せな旅でした。
本当に有難うございました。
akeさまのBlogがとてもおもしろく毎晩妻と夢中になってつい全部見させていただき時間がかかってしまいました。akeさまのVitalityはさすが筋金入りですね。凄い!

今回の旅ではいずれもすごく綺麗で風光明媚なところばかりでしたが、特に印象に残っているのは、 食べ物ではブダベストで昼食に食べたパンの器に入ったスープ(名前はわかりませんが)

プラハではオペラ、ドレスデンではチョコレートを運ぶ女の絵画(ake さまとご一緒に見ました)。
また深窓先生の素敵なハットをかぶったお姿はハリウッドから現れた渋い熟年スターそのもので絶賛ーーーー

   *ハットがみなさまに受けたようで本人もよろこんでおります。
   *[チョコレートを運ぶ女]の絵はご一緒してほんとうによかったです。
    この絵はドレスデンっ子にも人気だそうですね。

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(最終日は民族音楽ディナーショーの夕食)

20年ぶりにダンスを踊リいい思い出になりました。




ハンガリー名物 牛肉入りスープ「グヤーシュ」