ボルベール〈帰郷〉

ペネロペ クルスがスペインの監督の作品に帰って来てほんとうによかった。

ハリウッドでは彼女の魅力が充分に活かされた作品に巡り会っていなかったと思う。
トムクルーズや何とか監督との浮き名を流しはしたが。。。。

アルモドバル作品でのペネロペをスターダムに押し上げた「オールアバウトマイマザー」の役から一段と野性的で生活感溢れた迫真の演技を堪能できた。


噂の胸の谷間はやっぱり凄い。クッキングしているところをカメラは真上から撮るのだから!凄い。すばらしいスタイルと演技をぜひ、どうぞ。

スクリーンでの有名女優の放尿シーンは今回で2度目。1度目はニコルドキッドマンがトムクルーズと演じ『アイズ ワイド シャット』で見た。トムクルーズ&放尿縁なのね(笑)

テーマは母と娘3代。
トップは墓石を洗うシーンから、ラストのペネロぺの笑顔がいい。今後の母娘関係が暗示される見事な表情だった。

監督自らの故郷ラ・マンチャを舞台に、彼が幼少期を共に過ごした力強く生きる女たちを、そして溢れてやまない母への慕情を描いたのだ。

10代の頃、ライムンダは母を拒んでいた。わかり合えないまま、母は火事で死んでしまった。。。。。


参照   http://www.eonet.ne.jp/~umetaka/cinema1.html

『オール・アバウト・マイ・マザー』

  ■スペイン 1999年 101分

  ■監督 ペデロ・アルモドバル

  ■主演 セシリア・ロス  マリサ・パデレス ペネロペ・クルス 

『アイズ ワイド シャット』

  ■アメリカ 1999年  2時間39分(Rー18指定)

  ■監督 スタンリー・キューブリック