<母子手帳>父親も交付対象 自民新人議員ら改正案提出へ

    
(毎日新聞 -ハ03月18日 15:17)より抜粋
 自民党の新人衆院議員でつくる「男女共同参画新人議員勉強会」は18日、妊娠、出産に伴う母性保護などについて定めた母子保健法改正案を議員立法で今国会に提出する方針を決めた。

父親の育児参加を促すため、妊娠女性に配る「母子健康手帳」を父親も交付対象とする「親子健康手帳」に改めるのが柱。

日本は欧米各国に比べて男性の家事・育児時間が突出して短く、法改正によって意識改革を図りたい考えだ。同党執行部も改正案を後押ししている。

新人議員勉強会は「父親も妊娠、出産や育児に参加、協力する趣旨を盛り込むべきだ」と主張。名称を変更するとともに、交付対象を「妊娠の届け出をした者またはその配偶者」に拡大する考え。母性に妊娠、出産、育児への理解を深めることを求めた規定も「母性及びその夫」の努力義務規定へと変える案を検討している。

内閣府によると、1日の夫の育児・家事時間は、欧米諸国がスウェーデン3.7時間、ドイツ3.5時間、英国3.2時間、米国2.6時間などなのに対し、日本は0.8時間と極めて短く、新人議員勉強会は法改正がこうした状況の是正につながると判断した。

ただ、同法を所管する厚生労働省は「母子の健康を守るための法律。妊娠するのは女性であり、カルテ同様のことが記載されているものを父親に提供すべきでない」と慎重な姿勢を示している。【坂口佳代】 
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自民党の若手もやるじゃない!長女がアトランタでの妊娠出産したさい、父親教室が盛んで、熱心だったといっていた。そして、出産時には臍帯をカットすることでパパとなる出産体験もよかったという。
母親は身籠ることで、次第に母親としての自覚ができるが、父親は「は、これがあなたのベイビーですよ」といわれても、まだ実感が湧かない。そういうあたりから男性の意識を変えていこうとする努力をかいたい。カルテの開示という問題はまた別の問題。シングルマザーへの配慮も考えながら、別に作ってもいいじゃないか!