京風ロハス

ロハス


昨秋、ある会合でお目にかかった大和田順子さん はそのときちょうどお正月に出される本の執筆の追い込み中だった。私も講談社から出した本があるし、元、本の水先案内人だったので、いろいろ出版に関して初対面ながらアドバイスさせて頂いた。

そして,後日、今度出す本にメッセージを頂けないだろうかとのメールが届いた。テーマはあなたにとって「LOHAS」とは? 正直言って、ロハスと言う言葉やそのコンセプトに東京的なイメージが強く 少々抵抗感があった。というのは,この京都でのいまの暮らしそのものが、「LOHAS」的。そんなあちら的な言葉で何もいわなくたって、そうなのだから。そんなことをメールでお返事したら、またそれが気に入ったとメールが届いた。そして、メッセージをその本に寄せることになった。

LOHAS的なる京都の暮らし」   
クーラーなしの大正期の家に住み、おばんざいをいただき、着物をこよなく愛し、花鳥風月を愛で、自然と折り合いをつけながら、智恵と工夫とおしゃれ心で愉しむ衣食住・・・・・