『親密すぎるうちあけ話』

エスプリの効いた大人の恋愛映画。私の好きなタイプの映画でした。
もともとルコント作品のファン。『仕立て屋の恋』はもちろん、成熟したお尻が素敵な官能的な作品『イヴォンヌの香り』そして、『サンピエールの生命』他けっこう観ている。

いま結婚生活で悩んでいる方にはおすすめですよ。
ああ、誤解しないで!私は悩んでいませんよ(笑)。

〈資料〉

公式サイト http://www.wisepolicy.com/confidences_trop_intimes/

制作年度 2004
制作国 フランス
監督:パトリス・ルコント
出演:サンドリーヌ・ボネールファブリス・ルキーニ/アンヌ・ブロシェ

夕暮れのパリの街を、ひとりの女が急ぎ足で歩いている。どこか日々の倦怠を身にまとったような彼女は、薄暗いビルのエレベータに乗り込み、6階のモニエ医師の診察室へと向かう。先客と入れ替わるように女を出迎えた男は、「6時に予約を」という彼女に不審な表情を浮かべながらも、オフィスに招き入れる。おもむろに長椅子に座った彼女は、いきなり結婚生活の悩みを打ちあけるのだった。「結婚して4年ですが、夫とうまくいかないんです。」半年間、彼女の夫はセックスはおろか、一度も彼女に触れないのだと言う。すっかり冷え切った夫婦関係を一気に告白した女は、当惑顔の男の言葉を待つこともなく、次のカウンセリングの予約をして、早々にオフィスから立ち去っていった…... 「映画案内サイトより」

本作『親密すぎるうちあけ話』は、2004年2月のベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品
「ルコントの最も素晴らしい作品」(プルミエール誌)など大絶賛され、
04年8月からは全米公開。「ヒッチコックの最高作の精神を継承している」(ニューヨーク・タイムズ誌)と最高の賛辞で迎えられるなど。