勢いのある文章 言いたいことを書く

大学での講義の準備で、ファイルからレジメや資料をくっていたら、1995年○月○日という新聞の切り抜きが出てきた。95年と言えば10年前。内容はいかに女性が働く上で割を食っているかと切々と訴える文章に胸が詰まった。亡くなった劇作家、如月小春さんの文章だった。幼子を遺して亡くなられている。仕事と育児でさぞ大変な時期だったのだろう。

それから自分が新聞の文化欄に書いた1998年の文章も出て来た。映画が面白く、いっぱい言いたいことがあった時期だったのだろうか、勢いのある文章だった。

その時にいちばん言いたいことをそれぞれ書いている。でも、死んでしまったら、それまで。