米世帯のテレビ視聴時間、過去最高の8時間11分


[ロサンゼルス 29日 ロイター] 米国の昨シーズンの1世帯当たりの1日のテレビ平均視聴時間が過去最高の8時間11分だったことが、ニールセン・メディア・リサーチの調べで29日分かった。
同社によると、過去最高を記録した2004―05年シーズンの視聴時間は、前年比で3%近く増加、10年前と比べると12.5%の伸びだという。
一方、昨シーズンの個人のテレビ視聴時間は、平均4時間32分となり、ここ15年間で最高レベルだった。
ニールセンやその他の調査会社では、この視聴時間の増加傾向について、大半の家庭でテレビ台数が増えていることと、視聴可能なチャンネル数の爆発的増加を理由に挙げている。
ニールセンによると、米国の家庭が現在視聴可能なチャンネル数は平均で100以上にも上るという。